昨今、クラウドファンディングを利用する機会が増えてきました。しかし、そもそもクラファンでお金が本当に集められるのか、一部の人だけが成功するものではないのかと思っていませんか?
今回はクラファンで資金が集められる理由と、本当に集まるのかどうかについてご紹介していきます。
近頃よく耳にするようになったクラウドファンディング、通称・クラファン。
ざっくり言うと、オンラインでお金を人から集められる方法なのですが、「そんな楽してお金を人からもらうことなんて出来るのか?」と眉をひそめたくなります。
現実に、楽してお金を稼ぐ方法は巷には情報として溢れかえっていますが、実際は詐欺か一握りの人にしかできないものですよね。クラファンで大金の生活費を稼いでやろうとか、お金を集めるだけ集めてリターンの約束を果たさなかったとか、悪い噂をちらほら聞いた人もいるのではないでしょうか?
今後物販ビジネスをやりたくても資金の元手がない人には、クラファンは本当にお金が集まるのか不安でもあるし、もし上手くいけば自分の売りたい商品を売ることができるチャンスにもなるものかと思います。
本当にクラファンでお金を集めることができるのでしょうか?
結論としては、方法を間違わなければお金を集められます。もちろん、法外なほどの高価格設定なものは論外ですが、一般常識的な価格やモノであればこれらの方法で集められるはずです。
その方法とは何か?今回は三つの方法をご紹介します。
目次
- 継続的なPR活動
- 一瞬でコンセプトが理解できるキャッチコピー
- 売り手側の情熱
- まとめ
継続的なPR活動
地味ですがこれが一番大事な方法です。
クラファンサイトに色々と準備してページを掲載しておしまい!ではなく、「こんな便利な商品があるから応援してください!」「画期的なサービスを展開したいから援助をお願いします!」とSNSやブログなどにPRし続けます。
どれだけ共感してもらえるか、一人でも多くの人に知ってもらうことが重要です。
たくさんの人に知ってもらう=共感してくれる人が増える=買ってくれる人を増やす
当たり前なことほど面倒くさがったり飽きたりしてやらなくなりがちです。ですが、継続的にPRをすることで共感してくれる人を増やしてクラファンでお金を集めやすくなります。
一瞬でコンセプトが理解できるキャッチコピー
せっかくどこよりもいい商品があるのに魅力がすぐに伝わらないと誰にも見向きもされませんよね。
例えば、圧力鍋にキャッチコピーをつけるとしたらどんなコピーが思い浮かびますか?
「瞬速調理、圧力で美味しさ凝縮!」のような、その特長をシンプルかつ鮮明に表現したものだと「圧力鍋ってこんなものなんだ!」と、すぐに理解できますよね。
「複雑さが魅力!多機能圧力鍋」「じっくり時間をかけて」みたいなのは圧力鍋の実際の機能や消費者ニーズに合わないですし、一瞬「何だこれ?」と思ってしまうようなコピーなのですぐにページを離脱されてしまいます。
そうならないためにも身の回りにある物のコピーを日頃からストックしておくとか、いいなと思ったコピーをメモしておくと、一瞬でコンセプトが理解できるキャッチコピーが作りやすくなりますよ!
売り手側の情熱
売り手側の情熱が伝わる文章や動画を作るのもとても重要です。
普段は理論や理性を使って生活をしていますが、感情を揺さぶるものには心が熱くなって「なんとかしてあげたい!」気持ちが芽生えてきます。募金などが最たる例ですよね。
商品の説明だけで終わってしまうと「だから何?」と思われて支援しようとはなりません。
どうしてこの商品を売りたいのか、背景にある売り手側の思いなどがクラファンサイトの訪問者に伝わらないといけません。
例えば、「選び抜かれた素材と私たちの情熱が込められた作品」とか「細部までこだわり、一つ一つ愛情を込めて作成しました」など商品を通じて売り手の熱意が伝わるようにすると訪問者の心が揺り動かされて「支援しよう!」と思ってくれやすくなります。
クラファンページを作る際には、その商品を世に広めるための意気込みを最後までこだわって作ってみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クラファンは正しい方法で集めればきちんと集まります。正しい方法とは、継続的にPRをすること、一瞬で理解できるキャッチコピーを作ること、売り手側の情熱が伝わるようなページを作ることです。
売りたいものや誰かに支援してほしいものがあれば、自ずと「どうしてそれを支援してほしいのか」を考えるかと思います。それをしっかり言語化して分かりやすくまとめてからクラファンサイトを作っていくと目標金額を目指せるのではないでしょうか。
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