【クラファンNEWS】大学の医療育成プロジェクトなど注目3事例紹介

医療系クラウドファンディングの支援事例

愛媛大学が開催したクラウドファンディングは、脊椎内視鏡手術の医療技術を次世代に継承するためのトレーニングシステム確立を目的としたプロジェクトです。第一目標金額の500万円を開始から17日で突破し、ネクストゴール（ストレッチゴール）に向けプロジェクトは進行しています。

医療という社会的意義の高い分野への訴求が、個人から病院関係者まで幅広い層からの賛同を得る要因となりました。

輪島塗の工房再建プロジェクト

このプロジェクトは、能登半島地震により被災した輪島塗の工房再建を目指し、輪島塗の４代目塗師 加波 基樹さんと国産ハンドメイドウイスキーグラス・咲グラスシリーズがタッグを組みました。目標達成率450%を超える支援金・166人もの支援者を集めています。

伝統工芸の再活性化に対する地域やファンの熱意、金色と銀色のみでシンプルに輪島塗の高級感のあるグラスといった品質の高さ、リターンの多数設定が効果的でした。

再生シルクが作られた固形シャンプーの海外プロジェクト

着用できなくなった着物から再生した高濃度シルクを使用した固形シャンプー「KINUITO」の先行販売が、海外の主要クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて行われています。目標金額50万円はすぐに達成し、約440万円の支援を受けています。

通常の石けんでは使用しない特別なシルクエキスを採用している点や、固形のため軽量でコンパクトなことから、旅行や出張にも持ち運びやすいという強い独自性を持っています。本来は廃棄される着物を活用していることから、環境にも配慮した取り組みであることも、多くの支援を得た要因と考えられます。

まとめ

これらの成功事例から、社会的意義、独自性、品質の高さが重要であることがわかります。また、支援者との共感を呼ぶストーリー性も欠かせません。クラウドファンディングは、単なる資金調達の手段ではなく、社会を変える可能性を秘めたプラットフォームなのです。

ただし、クラウドファンディング初心者にとっては、知識があっても実際にどのようにプロジェクトを進めるかイメージが湧かないこともあります。プロジェクト成功に向けて専門的なアドバイスが必要な方は、ぜひLEAGUEにご相談ください。クラウドファンディングの企画から実施まで、無料でご相談に対応いたします。お気軽にご連絡ください。