【クラファンNEWS】注目の日本産クラフトジン・日本酒プロジェクト3選

北海道十勝のクラフトジン「明時 -LIMITED EDITION-」プロジェクト

元公務員が手掛ける北海道十勝産の素材を使った十勝平野蒸溜所のクラフトジン「明時 -LIMITED EDITION-」プロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトでは、地元の素材をふんだんに使用し、独自のレシピで作られた限定クラフトジンを先行販売しています。目標金額は50万円に設定されていましたが、プロジェクト開始1時間程で目標は達成され、現在は220万円を超える支援を集めています。

成功の鍵は、北海道十勝の豊かな自然と厳選された素材を活かした独自の風味にあります。また、元公務員という異色の経歴も話題を呼び、多くの支援者の関心を引きました。現在もプロジェクトは継続中で、更なる支援が期待されています。

福井県永平寺町の田辺酒造の特別日本酒「詠種/うたたね」プロジェクト

福井県永平寺町にある田辺酒造が、創業125周年を記念して特別な日本酒「詠種/うたたね」の先行販売プロジェクトを開始しました。このプロジェクトでは、伝統的な酒造りの技術と最新の技術を融合させた特別な日本酒を提供しています。目標金額は20万円に設定されていましたが、開始当日には目標を達成し、現在は210万円以上の支援を集めています。

成功要因は、長い歴史と確かな技術に裏付けられた品質の高さにあります。また、125周年という節目を迎える特別なプロジェクトであることが、多くの支援者の共感を呼びました。こちらのプロジェクトも継続中で、さらなる支援が寄せられています。

富山発「尾仲」の低温吟醸造りプロジェクト

IWCシルバーメダルを受賞した実績を持つ「尾仲」が、今年も新たにワイン酵母を使用した低温吟醸造りに挑戦するプロジェクトをMakuakeで開始しました。このプロジェクトを手掛けているのは、学習院大学理学部の教授で微生物の研究をしている尾仲宏康氏です。毎年、自然発酵ワインで著名なココ・ファーム・ワイナリーにて採取したオリジナル野生ワイン酵母ccPTM18を用いた日本酒を発表しています。今年の造りは例年に比べて低温発酵でよりじっくりと醸すことにより、豊かな香りを最大限に引き出す大吟醸の手法を採用しています。目標金額は30万円に設定されていましたが、開始初日で目標を達成し、現在は150万円以上の支援を獲得しています。

成功の背景には、ワイン酵母を使った日本酒という新たなコンセプトが、多くの酒愛好者の興味を引きました。さらに、毎年続いているプロジェクトで既に多くのファンがこのプロジェクトを期待して待っており、毎年その期待に確実に応えていることも大きな成功要因です。

まとめ

十勝のクラフトジン、福井の特別日本酒、ワイン酵母の日本酒と、異なる分野のプロジェクトですが、共通点は地域資源の活用と革新的なアプローチです。これらのプロジェクトは、質の高い製品と独自のストーリーで支援者の心を掴みました。日本発のクラウドファンディングは、今後も目が離せません。

ただし、クラウドファンディング初心者にとっては、知識があっても実際にどのようにプロジェクトを進めるかイメージが湧かないこともあります。プロジェクト成功に向けて専門的なアドバイスが必要な方は、ぜひLEAGUEにご相談ください。クラウドファンディングの企画から実施まで、無料でご相談に対応いたします。お気軽にご連絡ください。