【クラファン】大手も活用中!物販×クラファンのリアル成功事例3選

近年、大企業から中小企業、個人まで、様々な主体がクラウドファンディングを活用し、革新的なプロジェクトを実現しています。従来の資金調達とは異なり、直接市場の反応を見ながらプロジェクトを進められるこの手法は、製品やサービスのニーズを把握する上で非常に有効です。本記事では、MakuakeやCAMPFIREで注目を集めた3つのプロジェクトを例に、その魅力と成功要因を解説します。

これらの企業は、信頼性と革新性を兼ね備えた製品やサービスをクラウドファンディングで提案し、目標金額を大幅に超える支援を獲得しています。本記事では、話題となったクラウドファンディングの成功事例を通じ、プロジェクトの魅力や成功要因を紹介します。

目次

食材のおいしさをキープする真空保存容器|OoBLE × JOURNAL STANDARD

参照:食材のおいしさをキープする真空保存容器 OoBLE(Makuake)

真空保存容器「OoBLE」は、人気アパレルブランド「JOURNAL STANDARD」とコラボしたことでも注目を集めたプロジェクトです。保存容器としての基本性能はもちろん、スタイリッシュで生活感を感じさせないデザインが特徴です。目標金額30万円に対して、支援総額は2,000万円を超え、現在もプロジェクトは継続中。支援者数は919人を突破し、多くの支持を集めています。キッチンやダイニングに自然に溶け込むデザイン性と、食材の鮮度を長く保つ機能性の両立が、多くの共感を得ています。

成功要因としては、保存容器という日用品にライフスタイルブランドの価値観を掛け合わせた点が挙げられます。保存容器を「隠すもの」から「魅せるもの」へと再定義した点が新鮮で、特に美意識の高い層のニーズにマッチしました。また、JOURNAL STANDARDとのコラボにより、ファッション感度の高いユーザー層にまでリーチできたことが、支援額を大きく伸ばす要因となりました。

「ボンレス犬とボンレス猫」OUTDOOR PRODUCTSリュック化プロジェクト

SNSで人気の癒し系キャラクター「ボンレス犬とボンレス猫」が、アウトドアブランド「OUTDOOR PRODUCTS」とコラボしたリュックのクラウドファンディングプロジェクトです。普段使いしやすいベーシックなカラーと、キャラクターの可愛さが融合したデザインで、若年層を中心に人気を集めました。目標金額100万円に対して829万円以上を達成し、支援者数は637人に到達しています。デザイン性と実用性を兼ね備えた商品として高く評価されました。

成功要因としては、キャラクターのファン層という明確なターゲットを持ちつつ、OUTDOOR PRODUCTSの信頼性ある製品クオリティが支援の後押しとなった点が大きいでしょう。さらに、数量限定・先行販売といったクラファンならではの付加価値が、コレクター心理やファン心理を刺激し、購入意欲を高める結果に繋がりました。CAMPFIRE Creationによる企画力も高く、コンテンツやページ構成のクオリティも支援拡大の一因といえます。

香ばしいちくわが手軽なスナックに!ちくわチップス

水産大手のマルハニチロが展開する「ちくわチップス」は、魚肉練り製品を香ばしいスナックとして再構築したユニークな商品です。手軽に食べられるうえ、タンパク質も豊富で健康志向にも対応した食品として注目されています。目標金額50万円に対し、現在までに54万円以上を集め、180人以上の支援者を獲得しています。魚介系のおつまみや間食として、これまでになかった“ちくわの新しい形”を提示しています。

成功要因としては、既存の加工食品にひと工夫を加え、スナックという全く新しいカテゴリに落とし込んだ企画力が挙げられます。加えて、マルハニチロという大手企業が、あえてクラウドファンディングというチャネルを選び、消費者のリアルな声を拾う姿勢を打ち出したことも話題性につながりました。大手企業の挑戦としてメディア露出も得やすく、プロジェクトの認知拡大と支援獲得に貢献しました。

結論(Conclusion)

今回ご紹介した3つのプロジェクトは、それぞれ異なるジャンルの商品でありながら、クラウドファンディングをうまく活用することで多くの支援を獲得し、注目を集めました。

真空保存容器「OoBLE」は、日用品である保存容器にデザイン性とブランドコラボを掛け合わせることで、日常をアップデートする新しい提案として支持されました。「ボンレス犬とボンレス猫」リュックは、人気キャラクターと老舗アウトドアブランドのコラボにより、実用性と可愛さを兼ね備えたアイテムとして多くのファンの心を掴みました。そして「ちくわチップス」は、大手食品メーカーのマルハニチロが、クラファンというチャネルを通じて魚肉製品の新たな食べ方を提案し、既存の市場にとらわれない挑戦として注目を集めています。

いずれのプロジェクトにも共通しているのは、「明確なターゲット設定」「共感を呼ぶコンセプト」「クラファンの特性を活かした販促戦略」です。
クラウドファンディングは単なる資金集めの場ではなく、“売れる商品を育てる場”としての価値を持ち始めています。

株式会社LEAGUEでは、こうした物販型クラファンの企画・制作・運用まで一貫してサポートしています。商品を世に出したい、クラファンに挑戦してみたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

公式メールで受け取りたい方はこちら

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

【海外ビジネス・クラウドファンディングの専門家】
MakuakeやGREEN FANDINEGといった主要なクラウドファンディングサイトとの公式パートナー。
プロジェクト平均達成率98%を誇るクラウドファンディングの専門家。
海外のニッチな展示会で日本国内未発表の優良商品を発掘し、ユニークなプロジェクトを企画することが得意。
各プラットフォームの最新情報や成功事例を取り入れた情報を提供します。

コメント

コメントする