【クラファン】KAGOME・月桂冠・ロート製薬も活用！新たな可能性の拓き方

【2foods×カゴメ】食のテクノロジーと職人の技が創った絶品ふわとろオムライス

日本を代表する食品メーカー「カゴメ」と、“ヘルシージャンクフード”をコンセプトに掲げるフードブランド「2foods」を運営する株式会社TWOがタッグを組み、食のテクノロジーと職人の技を融合させた新感覚のオムライスを開発しました。本プロジェクトでは、植物由来の食材を使用しながら、まるで本物の卵のようなふわとろ食感を実現することに成功。ヴィーガン食品の新たな可能性を広げ、多くの食のこだわり派から注目を集めました。目標金額は100万円に設定されていましたが、開始直後から大きな話題を呼び、最終的には620万円を超える支援を獲得しました。

成功の要因としては、まず、プラントベースという健康志向のトレンドに乗りつつも、従来のヴィーガン食品とは一線を画す「おいしさ」を追求した点が挙げられます。次に、食品業界の大手であるカゴメとのコラボレーションにより、ブランドの信頼性と話題性が高まったことも成功の要因です。さらに、プロジェクト開始前からSNSで商品の特長や開発秘話を発信し、期待感を高めたことで、多くの支援者を早期に獲得することに成功しました。

月桂冠による、日本酒の新たな可能性を切り拓くプロジェクト

京都を拠点とする老舗酒造メーカー「月桂冠」が手掛けた本プロジェクト「Gekkeikan Studio」は、日本酒の既成概念を超える「実験的な酒造り」をコンセプトに掲げ、伝統技術に革新的なアプローチを融合させた日本酒を開発するものです。第一弾となる商品は、フレッシュフルーツのようなアロマが香る、スムースな口当たりの日本酒。これまでにない新しいスタイルの日本酒として、多くの注目を集めました。目標金額は30万円に設定されていましたが、販売開始からわずか2時間で目標を達成。その後も支援が続き、最終的には150万円に迫る支援を獲得しました。現在はプロジェクトが終了し、支援者のもとへ商品が届けられています。

成功の要因としては、まず、日本酒の伝統を継承しつつ「新しい酒造り」へ挑戦するストーリーが、日本酒ファンや食文化愛好家の興味を引いたことが挙げられます。さらに、月桂冠という知名度の高いブランドが手掛けることで、プロジェクト自体の信頼性が高まり、支援のハードルが下がった点も大きなポイントです。また、Makuake限定の先行販売という希少性が、支援者の購買意欲を刺激し、支援拡大に大きく貢献しました。

ロート製薬共同開発｜マルチビタミン＋CoQ10サプリメント プロジェクト

ロート製薬と、1,200万ダウンロードを誇るヘルスケアアプリ「FiNC」が2年半の共同開発の末に誕生させたサプリメント「me:vision」プロジェクトが、大きな注目を集めました。本プロジェクトは、一般的なマルチビタミンサプリメントとは一線を画し、「吸収性」と「持続性」を徹底的に追求。さらにCoQ10をプラスすることで、より効率的に健康をサポートする設計となっています。目標金額は30万円に設定されていましたが、開始直後から健康意識の高い層を中心に支持を集め、最終的には約120万円の支援を獲得しました。

成功の要因としては、まず、ロート製薬との共同開発という点が、サプリメント市場における信頼性を確保し、安心感を与えたことが挙げられます。次に、一般的なマルチビタミンとは異なり、「吸収性」と「持続性」に特化した独自性が、他製品との差別化を明確にし、支援を集める要因となりました。さらに、開発背景や成分のこだわりを詳細に伝えるコンテンツを充実させたことで、健康志向の高いユーザーの関心を引きつけ、プロジェクトの成功につながりました。

結論（Conclusion）

これらの事例から、クラウドファンディングで成功するためには、革新的なアイデア、明確なターゲット層の設定、そして魅力的なプレゼンテーションが重要であることが分かります。大企業だけでなく、中小企業や個人でも、これらの要素を意識することで、クラウドファンディングを通じて自身のアイデアを実現する可能性を秘めていると言えるでしょう。

クラウドファンディングは、企業と消費者を結ぶ新しい接点としての可能性を秘めており、今後も多くの企業にとって魅力的な手法となるでしょう。

今回は大手企業がおこなったプロジェクトを紹介しましたが、クラウドファンディングは中小企業から個人単位でも行うことができます。とはいえ、知識があっても実際にどのようにプロジェクトを進めるかイメージが湧かないこともあります。そんな時こそ、専門家のアドバイスが力になります。LEAGUEでは、クラウドファンディングの企画から実施まで、無料でご相談を承っております。プロジェクトの成功に向けて、私たちの経験とノウハウをお役立てください。まずはお気軽にご連絡ください。