
近い内に周年記念のイベントを催したいんだけど、お金が足りないんだよねぇ~



そんな厳しい状態を解決できるのが、クラウドファンディングだよ。
学年ビリのギャルが慶應大学に合格した実話として、書籍・映画を通じて社会現象となった『ビリギャル』。
当時、その物語に勇気をもらった記憶がある方も多いのではないでしょうか。
そんな『ビリギャル』が、誕生から10年という節目を迎え、再び新たな挑戦として選んだ手段がクラウドファンディングでした。
本記事では、CAMPFIREで目標の344%超、500万円以上の支援を集めた『ビリギャル』10周年プロジェクトを事例に取り上げます。この成功事例から、初心者でも実践できるクラウドファンディング成功のポイントを、その背景と実践手順を整理し、中小企業や個人経営者がこの手法を自らの資金調達やファンづくりに応用する具体的ステップも紹介します。
ビリギャル10周年プロジェクトの背景と「共感」の力


2013年出版の学習物語『ビリギャル』の10周年を記念して立ち上げられたこのプロジェクトは、多言語対応の公式ホームページを制作することを目的としていました。
多言語サイト制作という「手段」と「世界中の子どもたちを励ます」という「目的」
このプロジェクトが注目された理由は、単なる資金調達ではありませんでした。プロジェクトの実行者である著者・坪田信貴氏は、世界中の子どもたちに「無理なんじゃない?」と言われるようなことでも頑張る姿、そして周囲が支える世界観を共有したいという明確な価値観を提示しました。
クラウドファンディングの目的と結果
プロジェクトの概要は以下の通りです。
- 実績:海外でも書籍が出版され、映画もアジアや欧米で公開されている。
- 物語の継続:主人公さやかちゃんがコロンビア大学教育大学院をオールAで卒業したという「その後」の成長ストーリー
- 未来へのビジョン:ムーミンのように、時間を超えて多くの子どもたちの心の支えになる作品にしたいという明確な目的
2024年5月28日より始まったプロジェクトは順調に支援を集め、公開1日も経たずに目標を達成しました。最終的に約516万円の支援を集めました。


シダックス杯プロジェクトから学ぶ特別なリターン設計


クラウドファンディングの魅力といえば、そこでしか入手できない特別なリターンです。『ビリギャル』のプロジェクトにおいても、限定性のあるリターンが用意されていました。
記念品型リターン:思い出を形に残す
- グッズ・ポストカード
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参照:『ビリギャル』10周年記念で(多言語の)ホームページを作りたい(CAMPFIRE) - お礼メッセージ
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参照:『ビリギャル』10周年記念で(多言語の)ホームページを作りたい(CAMPFIRE)
特別体験型リターン
- 新刊サイン本手渡し参加券
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参照:『ビリギャル』10周年記念で(多言語の)ホームページを作りたい(CAMPFIRE) - 周年パーティーの参加券
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参照:『ビリギャル』10周年記念で(多言語の)ホームページを作りたい(CAMPFIRE) - 特別なサービス
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参照:『ビリギャル』10周年記念で(多言語の)ホームページを作りたい(CAMPFIRE) - オンライン講演会の主催権
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参照:『ビリギャル』10周年記念で(多言語の)ホームページを作りたい(CAMPFIRE)
このように、ビリギャルプロジェクトは種類の異なるジャンル・価格帯の異なる複数のリターンを用意しました。少額でも気軽に参加できる選択肢から、高額支援者向けの特別な体験まで、幅広い支援者のニーズに応えています。
中⼩企業·個⼈経営者への応⽤


クラウドファンディングを成功させるために必要なのは、特別なノウハウや派手な演出ではありません。重要なのは、「なぜこのプロジェクトを行うのか」を明確にし、支援者とどのような関係を築きたいのかまで設計することです。
CAMPFIREで500万円超を集めた『ビリギャル』10周年記念プロジェクトも、この基本設計を丁寧に積み上げることで、多くの共感と支援を獲得しました。ここでは、その考え方を初心者でも実践できる3つのステップに分けて解説します。
目的と「実現したい未来」を明確にする
まず取り組むべきは、プロジェクトの根本目的の言語化です。「なぜこのプロジェクトを立ち上げるのか・誰に、どんな価値を届けたいのか・その先にどんな未来があるのか」を、自分の言葉で明確にしましょう。
『ビリギャル』のプロジェクトでは、「10周年記念で多言語ホームページを作る」という手段以上に、“世界中の子どもたちに、挑戦する勇気を届け続けたい”という明確な目的が掲げられていました。
単なる記念事業ではなく、「この物語を次の世代、そして世界へつなぐ」という未来像が示されていたからこそ、支援者はお金を出す”のではなく想いに参加する、という感覚で応援できたのです。
共感を生むコンテンツと参加できるリターンを設計する
クラウドファンディングで支援を後押しするのは、金額に見合うモノではなく、プロジェクトへの参加体験です。
『ビリギャル』10周年プロジェクトでは、これまでの歩みやその後の成長ストーリー、作品に込めた想いを丁寧に伝えるコンテンツが用意されていました。さらに、記念パーティーへの参加権、オンラインイベント、講演会など、支援者が“物語の一部になれる”体験型リターンが多く設計されていた点も特徴です。
- 自分がこのプロジェクトに至った背景
- ビフォー/アフターの変化
- なぜ今やる必要があるのか
上記内容を網羅したストーリーを構築し、支援者が応援したくなる理由を用意することが重要です。
実行と支援後フォローで一過性で終わらせない
クラウドファンディングは、目標金額を達成したら終わりではありません。むしろ本当のスタートは、支援後のコミュニケーションにあります。
『ビリギャル』のプロジェクトでも、支援者に向けた進捗報告や感謝の発信を通じて、プロジェクト終了後も関係性を継続していく姿勢が示されていました。これは、支援者を一度きりの支援者ではなく、長期的なファン・応援団として育てていくために欠かせないポイントです。
- 進捗報告の定期発信
- ニュースレターやLINE登録への導線設計
- 次の取り組みにつながる情報発信
まとめ


『ビリギャル』10周年プロジェクトは、共感・ストーリー・体験価値の設計によって多くの支援を集めました。この成功の本質は、支援者が物語に参加できる場をデザインしたことにあります。
中⼩企業がこのモデルを応⽤する際は、以下の3点を意識すると良いでしょう。
- 明確な目的とストーリーを持つ
- 支援者が物語に参加できる体験型リターンを設計する
- 広報・フォローを通じて、支援者をファンに育てる
クラウドファンディングは、社会と共に価値を創造するプロセスです。あなたの挑戦を共感へつなげる第一歩として、この事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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