寒い季節の外出では、暖かさを求めるほど服装や荷物が重くなりがちです。手袋をすればスマートフォンが操作しづらくなり、アウトドアでは日没後の明るさも確保しなければなりません。「快適にしたいけれど、身軽さも失いたくない」というのが冬ならではの悩みです。
今回紹介する3つのプロジェクトは、そんな冬の課題に異なる方向からアプローチしています。軽くて暖かいウェア、着けたまま細かな作業ができるグローブ、コンパクトながら広範囲を照らす照明。機能を増やしながら使いやすさも追求した注目アイテムを見ていきましょう。

この記事では、最新のクラファングプロジェクトについて紹介していくよ!
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軽い、暖かい、バッグもいらない。7ポケットで完成する「手ぶらパーカー」
冬のアウター選びでは、「暖かさ」と「軽さ」がなかなか両立しません。しっかり防寒しようとすると厚く重くなり、軽さを優先すれば十分な暖かさを確保しにくい。そんな冬服のジレンマに、日本の素材技術からアプローチしたのが、RE:LORE(リロア)の手ぶらパーカーです。大きな特徴は、日本製の先端素材「エアフリーク」を採用していること。空気を活用して暖かさを確保するという発想によって、冬服に求められる保温性を追求しながら、着用時の軽快さにもこだわっています。厚手のアウターを着込むのではなく、必要な暖かさをできるだけ軽い状態で持ち歩く。通勤や旅行、休日の外出など、長時間着用するほど「軽さ」がメリットになる冬のシーンを意識した一着です。
さらに、このパーカーを特徴づけているのが「7ポケット」の収納設計です。スマートフォンや財布、鍵、イヤホンなど、外出時に持ち歩く小物を衣服側へ収納することで、バッグを持たずに出かけられる「手ぶら」という新しい使い方を提案しています。冬はアウターそのものが大きくなり、バッグまで持つと動きにくさを感じることがあります。その点、ウェアそのものに収納機能を持たせれば、荷物を身につけたまま両手を自由に使うことができます。旅行や街歩きはもちろん、子どもとの外出やアウトドアなど、手を空けておきたいシーンとの相性も良さそうです。つまり、この商品のポイントは単なる「暖かいパーカー」ではなく、アウターとバッグの役割を一つにまとめようとしていること。Makuakeでは目標金額10万円に対し、応援購入総額450万円以上、支援者240人規模に到達しています。冬服に「暖かさ」だけでなく、「軽さ」と「収納」という価値を加えた発想が、多くの支持につながっています。
暖かいのに指先は自由。「手袋を外す」を減らすランダイバーグローブNeo
冬に手袋をしていて困るのが、スマートフォンや財布、車のキーなどを操作するときです。暖かさを優先して厚手の手袋を選べば細かな作業がしづらくなり、操作性を求めて薄くすれば今度は寒い。「結局、必要なときだけ手袋を外す」という人も多いのではないでしょうか。この問題に挑んでいるのが、株式会社and・moreの「ランダイバーグローブNeo」です。シリーズの原点となったランダイバーグローブでは、ダイビングスーツに使われる素材の保温性・柔軟性・伸縮性に着目。手にフィットさせながら暖かさを確保し、冬でも手の動きを妨げにくい設計を追求してきました。Neoはそのシリーズ第2弾として開発され、「凍える冬でも、素手のような操作性」をコンセプトに、冷え・滑り・濡れといった冬の手元の悩みを一つのグローブでカバーすることを目指しています。(Makuake)
シリーズで特徴的なのが、親指と人差し指を必要なときだけ出せる構造です。スマートフォンのタッチ操作だけでなく、紙幣やカードを取り出す、スマートキーを押す、スマホで写真を撮るといった、指先の感覚が必要な動作にも対応しやすくしています。また、従来モデルでは手のひらにシリコンの滑り止めを配置し、スマートフォンや飲み物などを握る際のグリップ力も追求。内部にはフリース素材を採用し、着用した瞬間の冷たさを軽減する工夫も施されていました。バッグなどにまとめて取り付けられる紛失対策や、汚れた場合に水で手入れしやすい点など、日常使いまで考えられています。防水シューズから始まった「ランダイバー」シリーズは、Makuakeで累計1,740万円超、1,900人以上の応援実績を持つシリーズへ成長しています。(Makuake) 今回のNeoも目標金額3万円に対し130万円以上、支援者330人規模に到達。「暖かくするために操作性を諦める」のではなく、冬でもできるだけ素手に近い自由さを残すという考え方が、シリーズを支える魅力になっています。
小さいのに最大14,400lm。360°を照らす「Circlux」
キャンプやBBQ、夜間作業で照明を使っていて、「一方向は明るいのに反対側が暗い」と感じることがあります。一般的なライトは光を一定方向へ飛ばすものが多いため、広い範囲を明るくしたい場合は複数の照明が必要になることもあります。そこで株式会社ブロードウォッチが提案するのが、360°を明るく照らす「Circlux(サークルクス)」です。着想のベースになったのは、工事現場などで使われるバルーン照明。強い光を周囲へ広げる仕組みを、家庭やアウトドアでも扱いやすいよう小型・軽量化しています。最大の特徴は、コンパクトなサイズながら最大14,400lmという明るさ。メーカーは「50W電球20個分」に相当する光量と説明しており、一方向だけではなく360°へ光を広げることで、周囲全体を明るくすることを目指しています。(Makuake)
こうした広範囲照明は、キャンプサイト全体を照らしたいときや、夜間のBBQ、屋外作業などで活躍が期待できます。光量を調整できるため、常に最大出力で使用するのではなく、利用シーンに合わせて明るさを変更できるのもポイントです。また、吊り下げて使用できるため、高い位置から周囲へ光を広げることが可能。今回の「ハイパワー吊り下げセット」は、そうしたCircluxの特徴を生かした構成となっています。実行者の株式会社ブロードウォッチは2007年創業で、ドライブレコーダーや防犯カメラなどの自社製品を展開。「かんたん」「どこでも」「シンプルイズベスト」をコンセプトに、家庭用から工場用まで幅広い電気機器を手掛けてきました。(Makuake) Makuakeでは目標金額30万円に対して応援購入総額110万円規模、支援者30人規模に到達。照明を何台も並べるのではなく、一つの光源で周囲を広く照らすというシンプルな発想が、アウトドアだけでなく作業や非常時など幅広い用途につながるプロジェクトです。
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まとめ
今回紹介した3つのプロジェクトは、パーカー、グローブ、照明と商品カテゴリーは異なります。しかし、その根底にあるのは「必要な機能を増やしても、使う人の自由を奪わない」という考え方です。RE:LOREは軽さと収納力によってバッグから解放し、ランダイバーグローブNeoは暖かさを確保しながら指先の操作性を追求。Circluxは大光量をコンパクトな照明へ落とし込み、広い範囲を一台で照らすことを目指しています。
冬やアウトドア向けの商品は、防寒性能や明るさなど一つのスペックを高めるだけでは十分ではありません。「持ち運びやすいか」「着用したまま動けるか」「必要なときにすぐ使えるか」といった実際の利用シーンまで考えることが重要です。高性能でありながら、ユーザーの行動はもっと身軽にする。今回の3プロジェクトは、そんな実用性の追求がクラウドファンディングで支持を集めている事例といえそうです。
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ただし、魅力的なプロジェクトを実現するためには、商品設計だけでなく、事前準備・プロモーション・広告運用・リターン設計など、幅広い戦略が必要です。Makuakeでのクラウドファンディングに関するロードマップについては、こちらの記事で初心者にもわかりやすく解説しています。この記事を見ているあなたも、魅力的なMakuakeプロジェクトを作ってみたいなら、ぜひ参考にしてください!
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